大型特殊一種免許取得情報

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大型特殊免許取得情報
このページは、大型特殊免許取得についての、体験記をまとめています。
大特免許取得をしたときの実際と、思ったこと、感じたことを、書きました。
免許取得の時に、初めてホイールローダに乗りました。大きい車体でしたが、見切りが良く運転しやすかったです。しかし、ハンドル、ペダル等の操作系はそれぞれが、重くて、力が必要だと思いました。
今回も休日を利用して、教習所にて取得しました。サラリーマンなので、時間が取れず教習所での取得です。また、このページはコースの覚え方について書きました。全くの自己流ですが、ご参考でどうぞ
山梨県での資格取得ですので、いくつかの共通する部分もありますが、他都道府県の方々には、申し訳ありませんが、参考でお願いします。

 大型特殊一種免許習取得記

 
 取得場所 山梨県某自動車教習所
 取得期間 6時間(第1段階3時間、第2段階3時間)

 
  【なぜ、取得した?】
  車両系建設機械の資格取得を考えていましたが、直接、
  建設機械と関係のない仕事ですから、大型特殊の免許がないと、
  建設機械の資格取得にとても不利という事を調べ、
  すぐに取得に行きました。
 
  ということで、取得してきました。塩山自動車教習所に行きました。
  以下、取得記です。お読みください。


  【教習所入校】
  約20年ぶりに教習所に入校しました。夏休みを利用して取得しようと
  思いました。
 
  大型特殊は取得する人が少ないので、予約もスムーズにできそうですが、
  指導する教官も少ないので、あまりスムーズではなかったです。
 
  1日2時間、乗ることができますので、最短3日で取得可能でーす。
  学科は免除です。”免除”って良い響きですね。
  大型自動車と違って、深視力検査はありません。

  【教習スタート】
  まず、先生の運転する車の助手席に乗って、
  大型特殊の教習車の置き場まで行きます。

  普通車の教習車には、助手席足元に、ブレーキペダルが
  付いています。もちろん、踏んだらいけません。
 
  教習車とご対面。「大きいなあ。」が第一印象です。

  それはそうですよね。

  運転質量は6.5トン。
  バケット容量は1.3。
  全長5m94cm。
  全幅車体2m18cm。
  バケット2m30cm。
  全高3m。
  バケットを一番高く上げると、4m30cmくらいになります。

  大きいですね。

  キャタピラー910ホイールローダです。運転席は、先生と、
  教習生用の2座席仕様です。エアコンはありません。

  ハンドルは、フレーム屈折式で
  基本的に内輪差は考えないです。前輪の通った所を後輪が通ります。

   これは運転しやすかったです。

  まず先生の隣に乗って、車庫から出す操作を見ました。ハンドルは
  片手ハンドルでした。右手でバケットの操作をしますので、
  ハンドルは左手のみの操作が基本です。
  フレーム屈折式は始めて乗りました。ガコーンといった感じで、
  車体が折れ曲がり、進路が変わります。ですので動いていない状態で、

  左右にハンドルを切るとホイールローダのダンスが見れます。

  でも、乗用車の感覚で、その場ですえ切りをすると、
  車庫の壁にぶつかります。ガソリンスタンドで、これをすると、
  給油機を壊して、大変な事になります。

  ホイールローダは、バケットが付いていますので、バケットを上げます。
  地面から40cmくらい上げて、バケットの先端が運転席から見えるくらい
  起こします。
 
  まず、先生がが外周を回ります。とにかく排気音が大きく、運転席と
  助手席でしゃべるのも、つい大声になります。こうしないと、何を言って
  いるのか、わかりません。
  場内には普通乗用車も、自動二輪も、
  原付自転車(50cc)も走っています。
  2m30cm幅のバケットの付いた鉄の塊が、
  ガーっという排気音と共に走ってくるのですから、嫌だっただろうなあと
  思いました。

  【実際に乗ってみましょう!】
  さあ、運転席につきまーす。アクセル、ブレーキを確認しました。重い
  ペダルだなあと思いました。アクセルもブレーキも操作する時は、
  ペダルを蹴っ飛ばす感じです。ペダルを踏んだ感覚は、
  バスケットボールを踏んでるみたいでした。
  シフトは、コラムシフトです。
  前進、後進の位置を確認し、変速の確認もしました。
  次に、先生が「バケット操作は、直接、大型特殊の免許取得には
  関係ないが、操作してみましょう。」と言うことで、
  まず、走行時のバケットの位置を
  決める練習をしました。
  教習車には、アームの部分に、鉄の棒が取り付けられていて、
  バケットの先端と、アームに取り付けてある鉄の棒を見ながら、
  位置を合わせます。これは簡単です。

←シリンダの所に,
  鉄の棒があります。

  次に、先生が、「バケットを一番上まで、上げて見ましょう。」

  「はい。」

  レバーを手前に引きます。
  排気音が一段と大きくなって、バケットが上がっていきます。
  教習棟2階まで届く勢いです。これには、普通自動車の教習に来ている
  人達もびっくりです。

  さあ、バケットの位置を戻して、外周です。ミラーを合わせて、
  安全確認をします。
  「ミラー、後方、よし。」
  「サイドミラー、左後方、よし。」
  「サイドミラー、合図、右後方よし。」

←ここがスタート地点です。
 大型特殊の場合は
 つきだした
 屋根に注意です。

  走り出してから、
  ハンドル操作をします。サスペンションはタイヤの弾力に頼っているだけ
  のようなものですから。まるでシャコタンの車のように、ピョンピョン、
  路面の凸凹を拾いながら、走ります。

  横断歩道です。歩行者がいない事を確認し、
  「歩行者、よし。」踏み切りです。
  一時停止、「右よし、左よし、音よし。」
  ギアチェンジなしで踏み切りを通過し、その後シフトアップ。
  車庫の左側のコースを右回りします。
  また、右カーブ、直線コース、右カーブ、
  「ミラー、合図、後方、よし。」
  ゆっくり左に寄せて、ゴール地点に戻ります。

  車体は大きくても、内輪差がほとんどないので、運転自体は楽です。
  左右の前タイヤも運転席から見えますので、安心です。
   後進の練習をしました。後方視界も良好で、大型車のように、
  車体最後部が遥か彼方ではないので、安心です。
 
    でも、疲れた。

  とにかくバケットの幅が、道路の幅とほとんど同じなので
  少しでも、コースを外れることがあると、バケットがはみ出すので、
  神経使いました。

  ホイールローダの前を走る普通教習車が、
 
  あっちにフラフラ、こっちにフラフラ。

  普通車のおねえさん、すみませんでした。
  ビックリしますよねー。ルームミラーいっぱいのバケットは。
 
  【教習順調です。】
  2時間、3時間と教習を重ねます。まず、S字コースです。
  安全確認をして、コースに入ります。
  特に難しいことはないと思います。カーブの反対側に、
  タイヤをギリギリに持っていくことがポイントだと思います。
  速度もできるだけゆっくりで、ハンドル操作だけに集中しましょう。
  クランクも同じでした。タイヤを縁石ギリギリがコツだと思います。
  内輪差に気を使わないので、
  前タイヤの通る所をしっかり、確認しましょう。
  車庫入れは、車体後方が確認しやすいので、大型自動車よりは、
 
           ずっと簡単です。




←ここが、方向転換場所です。

  S字、クランク、車庫いれ(方向転換)等の課題走行は、
  課題のクリアに気を取られすぎると、課題前後の安全確認が
  おろそかになる場合があります。
  何回か、安全確認がおろそかになって、
  先生から、注意を受けました。
 
  さすがに3時間の第一段階のみきわめが終了し、次の第二段階の
  4時間へと教習が進んでいくと、バケットの位置決めも、
  1回で決まるようになっていきます。
 
  教習所での、バケット操作は、課題ではないので、
  場合によっては、左手ハンドルだけでなく、

       左手+右手で

  ハンドル操作をしたほうが良い場合もあります。

  【コースの覚え方のコツです。】
  大型特殊の教習時間は6時間なので、3時間を過ぎた辺りから、
  卒業検定のコースを覚えましょう。A、Bの2つのコースがありました。

  覚え方のコツはずばり、イメージだと思います。

  コース全体が見える場所があれば、ベストですね。

  1番初めの準備。コースを、広告の裏でも、何でも良いので、紙に
  黒ボールペンで手書き(これ大事です。)で書いて、赤ボールペンで、
  道筋を書きます。コース図を、教習所の受付でもらってはいけません。
  自分で書くことで、頭に入っていきますので。注意でーす。

  Aコース、Bコース2種類作ります。またコース図だけの用紙を
  数枚作っておいて、時間があるときに、
  鉛筆でコースをなぞることもしていきます。
 
  2番目の準備。スタートから、ゴールまでの課題を書き出します。
  例えば、

  スタート→横断歩道→踏み切り→交差点右折→クランク・・・・・

  と別の紙に書いていきます。課題と課題の間の矢印のところに、
  安全確認の手順と、言葉を書いていきます。

  例・・・左確認「左ミラー、後方、よし。」

  さあ、これで準備OKです。メモを持って、
  コース全体が見れるところに行きましょう。
  イメージトレーニング開始です。
  自分が乗って、降りるまでを何回も、何回も想像しましょう。
  個人差もありますが、2日間みっちりやれば
  完璧だと思います。
  コース全体が見られないところであれば、
  安全に注意して移動しながら、イメージしましょう。
  もっと完璧を目指すなら、イメージしながら、操作を同時にして下さい。
  でも・・・
  人前ではあまりしないほうが良いと思います。
  変な誤解を招くかもしれませんので。

  この方法は、結構応用がきくので、
  いろいろな場面で、使ってみて下さい。
  紙に書くと、よく覚えられますよー。

←大型特殊
  Aコースです。

  【教習終了から卒業検定まで】
  先生に相談すると、
  「当然日数はあけない方が良い。あけると、身体が忘れるよ。」
  ということでした。
  そこで、教習終了間際になったら、
  どんどん教習車に乗るのではなく、卒業検定日に
  合わせて、乗ると良いようです。
 
  【卒業検定です。】
  さあ、卒業検定です。落ち着いて、今までに先生から、習った事を
  思い出して、慌てずに、操作しましょう。
  イメージトレーニングがばっちりできていれば、
  コースミスの心配もありません。
  大型特殊免許取得者は少ないので、この日の検定は私一人でした。
  くじをひいて、Bコースに決まりました。
  特に、どちらのコースの方が良いという感じを持っていなかったので、
  平気でした。

  失敗しないために、この事も大事かもしれません!
  Aの方が、Bより・・・とか、無いほうが良いと思います。
  検定は、特に問題なくできたと思います。
 
←大型特殊
  Bコースです。


  【検定合格から、免許取得です。】
  無事、検定合格しました。卒業式が終わり、お世話になった先生方に
  お礼の挨拶です。
  「ありがとうございました。」

  その後、免許センターに行って、手続きをです。印鑑を用紙に押して
  新しい免許を受け取りました。 
  一番うれしい時間です。自分の資格証に間違いが無いかチェックします。
  どこにも、間違いがありませんでした。



  安全運転で、家に帰りました。この帰り道は何回通ってもいいなあ。
  家について、祝杯です。
  「かんぱーい。」 「うまい〜。」
 
  お世話になった、自動車教習所の先生方、ありがとうございました。 
  たくさんの方の、ご協力があって、
  今回、大型特殊免許習を取得する事ができました。
  思ったよりも時間の確保が難しかったです。
  今後は、車両系建機の資格取得等に生かしていきたいと思いました。

  以上、大型特殊免許習取得記を終わります。

  ありがとうございました。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



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