船舶免許 取得 情報

船の免許取得 情報

小型船舶操(2級,特殊)操縦免許取得のページ。資格取得と更新■資格取得と更新した時の取得記と更新記のページ■
スポンサードリンク
 資格取得と更新のページ(HOME)>船舶免許取得の情報ページ
 
船舶免許取得
このページは、船舶操縦免許取得についての、体験記をまとめています。船舶免許の取得をしたときの実際と、思ったこと、感じたことを、書きました。
  
  小型船舶操縦(二級、特殊)免許証取得記
  取得場所 学科試験、山梨県総合女性会館 実技試験、山中湖
  取得期間 約2ヶ月

   【なぜ、取得した?】
  ルアー釣りが趣味のひとつです。
  渓流もルアーで行きます。
  バスも好きです。時々、海のシーバスにも行きます。
  ですので、湖のバス釣りの最中に、
  陸っぱりしかできない私の前を、ボートが通る度に、

← バスボートです。カッコイイですね。
   私のボートでは、ありません。。

  乗れたらなあという感じでした。
  またバスボートの本を見て「あ〜、カッコイイ」
  とため息をついていました。
  青梅のブックオフにたくさんの船舶関係の本があり、
  さすが、東京!と感心しました。
  ということで、「受験コース」もありますが、私は「養成コース」で取得
  してきました。今回かなり、勉強をみっちりしました。
  尚、当時は四級で取得しました。
  現在は級の区分が変わって、2級になりました。
  以下、取得記です。お読みください。

   【申し込み】
  その当時、私は仕事の関係で、山間の小さな山村にいました。
  職場にフライフィッシングが好きな同僚がいて、
  釣り熱も上がって行きました。
  仕事の前に、早起きして、湖にバスへ行ったり、仕事が終わった後に
  渓流に入ったり、楽しい時を過ごしました。
  また、その当時は山村だけでなく、どこでも現在のように、
  いろいろな情報がすぐに入手できませんでした。
  「ボートの免許を取得したい。」と職場で話をしていると、
  同僚が
  「実家の近くにヤマハボート免許教室の看板が出ている店があるよ。」
  とのこと。
  「様子、聞いてきてくれる?」
  「OK!」という事で、
  資料請求、申し込み完了までトントンと進みました。
  それが、職場も年度当初の慌しさが少し穏やかになった、
  4月の中旬のことです。

   【学科勉強】
  申し込み後、テキストを手にしました。
  一日の仕事が終わり予習しようと、テキストを開いてみましたが、
←ヤマハボートライセンススクールのテキストです

  まったく意味がわかりません。やけになって、
  お酒がぶ飲み。
  (↑訳がわかりません。)
  新しい用語、専門用語ばかりで、歯が立ちません。
  うーん。うーん。
  ですが、何とか講習会までに、2回繰り返し読みました。
  そして、解らない所にアンダーラインを引きましたが、
  ラインだらけになってしまいました。
  講習会で、問題解決したらアンダーラインを消そうという作戦です。

  さて、5月17日、講習会当日です。ある会館で行われました。
  申し込みは終わっていますので、本人の確認後、すぐに講習会と
  なりました。
  年齢もさまざまで、
  男性も、女性も、いろいろな人が来るんだなあと思いました。
  相変わらず、一番前に座りたかったのですが、あいにく、
  番号による座席指定でした。後ろのほうでしたが、
  集中して取り組めたと思います。
  講習会では、ヤマハボート免許教室の先生が
  テキストを細かく教えてくれましたので、
  アンダーラインがどんどん消えて、
  新しい書き込みが増えていきました。
  一日みっちり勉強して、わからないところが、
  段々なくなっていきました。

  あ〜気持ち良い。

  講習会では、
  先生が「3回、完璧に繰り返してください。」と言われましたので、
  必ずやり遂げます。 
  帰宅後、もう一度テキストを見直ししました。ここと、そこがつながって、
  こうなる。みたいな感じでどんどん進みました。

  気象の所が特に不安があったので、
  講習会の帰り道に本屋さんに寄って中学校理科の参考書を買って、
  ガンガン勉強しました。
  (お酒のがぶ飲み止めました。というか、時間が足りなーい。)

   【学科試験】
  6月2日に学科試験が行われました。
  9時集合、試験時間は2時間です。
  試験の前にまず健康診断があり、
  視力、弁色力、聴力、など判断されます。
  健康診断は、まず落ちませんが、おじいちゃんは苦労してた様子。
  なにしろ、立ったり座ったりも、大変そうでしたので

  うーん、すごい!挑戦者だなあ。
  と思いました。
  学科試験は10:25からはじまりました。
  試験科目は、

     一般常識、

     船舶概要、

     航海、

     運用、

     機関、

     法規です。

  全て4択で、マークシートです。丁寧に塗りましょう。
  答えが合っていても、マークをしっかりしないと、

  間違えになってしまいます!



  注意ですね。問題数は50問です。順調ですね。
  勉強がばっちり効いています。苦手な気象も中学生の参考書での勉強の
  成果がでました。OKです。わかりました。
  2時間の試験時間をすべて使わずに回答できました。
  終わった人は、会場を早く出ても構わないのですが、

  とんでもない。とんでもない。

  見落としや、うっかりミスで不合格なんて絶対嫌なので、
  時間一杯、見直しとわからない問題に挑戦です。
  なりふり構わず、ガンガンしました。やったるぜー。
  気合いが違います。
  2時間終了ーーー。OKです。

  思い残すことはありません。会場を後にしました。
  今日は午前中、仕事は、お休みをいただいたので、
  午後から仕事に戻ります。
  試験の手応えがあったので,午後からの仕事も
  ガンガンできました。

  次の日に合否の問い合わせです。合格ならば、実技試験へ。

  不合格ならば、
  もう一度、学科試験、いやだなー。

  やったー合格でした。

  資格取得のコツは「もう二度とこんなとこ来ないぞ。」って
  思う事かもしれません。受験地が遠い場合は特にそう思いますね。
  受験地の方には失礼ですが。(すみません。)

   【実技講習】 
  天気曇り時々晴れ
  学科試験の合格発表後に実技講習の日程が決まります。
  無事学科試験を通過し、合格通知を貰ったら、
  ヤマハボート免許教室の取次店から、実技講習会の日程の
  連絡がありますので、自分の仕事の日程と合わせて、検討します。
 
←山中湖です。
  実技教習会場でした

  そして、いよいよ、実技講習会です。
  船に乗る前に、実技試験の内容の説明と、
  ロープの結び方などを学びました。
  教官の先生は女性でカッコイイ。

  行動がキビキビとして、テレビドラマの様でした。
  男性の先生は、一般的でした。(行動はキビキビとしていましたよ。)
 
←教習艇と同じ型のボートです。

  乗船前には、船体の点検と、操縦席の点検をします。
  点検をするときには、大きな声で元気良く、言います。
  「船体外部の点検を行います。」
  「船尾、船首係留よし。」
  「船首、よし」
  ・
  ・
  ・
  ・
  「船体外部の点検をおわります。」と恥ずかしがらず、元気よく言いました。
  次に、エンジンの点検をしました。
  バッテリーや、エンジンオイルなどを点検し、異常が無いかを調べます。
  法定備品の点検もしました。
  船には必ず積んでいなくてはならないものがありますが、
  その名称と置いてある場所を点検します。
   エンジン始動の前に、
  必ずブロワー換気します。
  自動車には無いので、換気扇を回して、
  エンジンを始動するつもりに考えると良いそうです。
   基本操縦は、発進、増速、停船、後進、変針。
  水の上ではハンドルから遅れて反応するため、早め早めの行動が大切。
  だからといって急の付く操作をすると、
  船体が揺れて危ないので、
  雪道の自動車の運転のように慎重にしましょう。
  また自動車と違って、
  ハンドルの中立をしっかり確認することが大切でした。
  自動車は前輪にキャスター(角度)が付いているので、
  カーブでハンドルを切って、直線部分に戻るとき、
  ハンドルは中立に戻りますが、
  船舶の場合は、ハンドル操作によって、中立に戻す必要がありますので、
  片手は常にハンドルにかけていることになります。
  応用操縦は、人命救助、着岸、離岸、避航操縦。訓練用ブイを使って
  人と想定し、微速で助ける、岸に着ける、岸から離れる、
  船が来たらそれを避けるです。
  ひとつの操縦を先生とともに行っていきました。
  3人一組の受講生が1順すると、いよいよ各自で操縦です。
  安全確認と安全に動かせるかが大事と、先生に教わりました。

  そして講習終了です。試験日に関しての注意がありました。
 @テキストの末尾にある、口述練習問題は即答できるように。
 A試験日当日の天気+降水確率(%)を調べる。
 B日の出の時間、日の入りの時間を調べる。
 C干潮、満潮は山中湖なので関係ないが、調べておくほうが良い。
 D雨合羽は必ず持ってくる。もし雨の場合、着ていないと減点。
 Eビーチサンダル、短パン、タンクトップ不可。
 F遅刻はしない。
 G自分で勝手に休みにしない。
 (↑あっ雨だ。今日中止!って、自分で判断しないように。)
  すべての講習が終了しました。

  さあ、帰りますが、一つ気になることが。
  それは、愛車のポンコツ軽自動車君は、十分な暖機運転をしないと
  その運動性能を十分に発揮できないことにありました。簡単に言うと、
  エンジンが温まらない状態では、山中湖の湖畔から、坂道を上がって、
  国道に出れない(帰れない)といことです。

←この形で,白でした。
 こんなにきれいではありませんでした。

  ボロい車です。ポンコツくんです。
  10万キロ軽くオーバーの大古車ですね。
  さて〜、十分に暖気しました。すこし後ろの方から、スピードを付けて
  いくぞーですが、失敗。「がんばれ!アルト!!」
  うーん困っ。もう一度挑戦。失敗。

  見かねたお兄さん方、ボロな愛車を爆笑しつつ押してくれました。
  無事国道到着。


  レークサイドキャビンの皆様、ありがとうございました。
  この日は、早めに就寝しました。あ〜くたびれた。
  おやすみなさ〜い。

  【実技試験】 
  天気曇り
  午前組、午後組とありましたが、私は午前組8:30集合でした。
  ついに、緊張のこの日がやってきました。うーん。心地よくない。
  時々、たくさんの資格取得をしている人で、「この緊張感が・・・」と
  いう人がいますが、
  私はダメです。緊張は緊張。うーん、いやなものです。

  うじうじと開始です。実技講習と同じ内容の、試験なので、大丈夫だ。と
  自分に言い聞かせ、

←山中湖の湖畔です湖畔です。
  エアーストリームが止まっている先の桟橋で試験開始です。
  はじめ。
  口述問題・・・・・OKでした。日の入り時間等こよみ確認しておきました。
  ロープワーク・・・もやい結び、ふた結び、
             クリート結び、8の字結び、できました。
  海図問題・・・・・OKです。
  点検・・・・・・・OKです。
  順調です。
  しかーし、ここまでテンポ良く、来ましたが。試験は3人一組です。
  点検が終わったので、さあ操船ではありません。
  順番は、最後です。
  すっと、操船が良かったかな?うーん。良いのか悪いのかわかりません。
  試験艇の後部席に座って、試験のお手伝いをしましょう。
  人命救助のブイを投げます。拾います。
  他の人の操船を見ながら、自分の事をチェックしました。山中湖の
  風景を見ている暇はありません。(野立てはしましたよ。)
 
  前の人、その次の人終了。いよいよ順番です。
  最後ですので、最初に試験を受けた人は飽きちゃったみたいです。
  しかし、付き合ってください。

  大事な試験なんですから。
 @エンジン始動(換気しました。)
 A暖気運転(温まっているので、すぐOKでした。)
 B解らん(解らんしてありますので、最後に係留をしました。)
 C発進(1,000回転以下を遵守しました。)
 D離岸
 E直進
 F増速
 G変針(2,800〜3、000回転で、45°、90°180°)
 H蛇行
 I人命救助(1,000回転、風上、風下を判断ミス。しかもブイひいた)
 J停船(人命救助の動揺の影響多少あり。)
    (行き足が無くなった後の報告忘れ。ボーと湖上に5,6秒。
     同船の方の「う、うんッ!」の咳払いに助けられました。
     本当に報告を忘れてました。本当に、ありがとございました。)
 K着岸
 L係留(ロープの調整をしてまっすぐに近く、できました。)
   終了しました。

  OKだと思います。
  緊張したなあ。とても、くたびれた。
  帰宅しますが、他の人には無い、私だけの恐怖の坂道が待っています。


  今日は湖畔に駐車せずに、国道脇に駐車しようと思ったら、
  一杯でした。

  あのねー。皆さんの車は、良い車でしょ。わがポンコツ軽自動車君とは
  違うんだから、坂も登れますよねー。頼みますよ。湖畔に置いて。
  と思ってもだめです。今日も、湖畔ですので、坂道です。嫌だな。
  実は、試験より嫌かも。
 
  坂道挑戦の前に、一服しながら、同じ班だった人とお話です。その方は、
  とある国の赤色の大変カッコイイ車に、乗っている方でした。
  「いい車ですね」
  から始まって、車の話を2,3分。講習時、試験時と一緒に過ごすと、
  人間、何かどうか、話をするものですね。
  さて、挑戦開始。
  じっくり暖気しました。上れないかも知れないことを
  店の人もわかっています。覚えてくれています。
  見守ってくれています。
  本当にお世話になります。

  では、上りましょう。前後左右安全確認後、行きますが、トホホ。
  1回目失敗。
  ブーン、ブーン、ずるずる〜。マフラーから煙、モクモク
  うーん、ぼろすぎる。
  2回目、お兄さん方、再び爆笑とともに登場。
  よいしょっと、押していただき
  国道へ。登頂成功ーーー。
  ありがとうございました。お世話になりましたー。さよーならー。

  もうお昼ですね。コンビ二に行って、お弁当を買って
  食べました。うまかったなあ。
  資格取得の試験中や終わった後のお弁当は、うまいですね。
  私の場合、なぜか、ラーメン等の麺類よりも、

   お弁当が食べたくなります。不思議ですね?
  無事に、職場に到着し、仕事を定時まで、行いました。
  2〜3週間後に発表と言うことですが、長い期間に感じました。
  大丈夫だという気持ちと、まずかったかなあという気持ちが、
  半々でした。
  この期間は当然ですが、テキスト類は封印してあります。
  もし、試験時、自分の行動が完璧に間違い等に気づくと
  がっくり落ち込みます。
  本棚にテキスト一式がありますが、なるべく見ないように、
  船舶免許に関して考えないようにしました。
 
  さて、合格発表の日です。

  OKでした。

  後日、免状(当時)が送られてきました。うれしかったです。

  合格発表は、ヤマハボート免許教室取次店に、電話をして、聞きました。
  合格です。良かった。もうあの坂道に行かなくてすむと思ったら、
  うれしくなりました。
  (それよりも、ちゃんと動く車買えば?)ですよね。
  免許取得まで、様々な方にお世話になりました。ありがとうございました。
  これで、小型船舶操縦(二級、特殊)免許証取得記を終わります。
 

 スポンサードリンク

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
船舶関係の資格について
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Copyright (C)  資格取得と更新 All Rights Reserved 
資格免許関連情報
[PR] FX情報商材 FX情報商材 FX情報商材 FX情報商材 FX情報商材